
【Googleアナリティクス認定資格】を取得してみた!~要点まとめ②~
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引き続き、GA4認定資格を取得するうえで、覚えておきたい要点をまとめていきたいと思います。
前回はカスタム定義についてまで書いていたかと思います、、!
データ収集
Googleシグナル
Googleアカウントに基づいて、PC・スマホなど違う媒体で見ても同一ユーザーとして識別する機能
アカウントにログインしていない場合、広告のカスタマイズに同意している場合のみ使用可能。
〇ユーザーの情報を守るため匿名化・詳しいアカウント情報は見られません

データの保持
探索レポートを作成するために必要なユーザーデータやイベントデータの詳しい情報は保持期間を変更することができます。(標準レポートには影響しません)
※2か月と14か月から選択可

データフィルタ
開発者(ディベロッパー)、内部関係者など関係者のサイト利用をユーザー行動として計測しないように除外する設定。 ※「プロパティ」>「データ設定」>「データフィルタ」から設定
・デベロッパー トラフィック(開発者を除外)
設定からディベロッパートラフィックを選択し、パラメータに[debug_mode=1]を記録
※以下から状態を選択可能
テスト:フィルタは適用しつつも除外はしないためどれくらい除外されているかが可能
有効:フィルタが適用され、どれくらい除外されているかわからない
無効:データは除外されない
・内部トラフィック (内部関係者を除外)
設定からディベロッパートラフィックを選択し、パラメータに[debug_mode=1]を記録
①データストリームから「タグ設定を行う」>「内部トラフィックの定義」を選択
②ルール名を入力(任意の名前でOK)
③任意の値を設定
④「IPアドレスが次と等しい」を選択
⑤除外したいIPアドレスを入力
⑥設定を有効にする

チャネルグループ
チャネル
ユーザーがサイトに訪問してくるきっかけとなる流入元(参照元・メディアなど)を条件を付けてわかりやすく分類したもの。
デフォルトチャネルグループ(GA4が定めたもの)とカスタムチャネルグループ(自分で定義できるもの)の2種類あります。
・デフォルトチャネルグループの説明

・utmパラメータ
アナリティクスへユーザー情報を送るために、URLの後ろに文字列をつけるもの
上記のパラメータを付けたリンクを経由してサイトを訪れると、正確な参照元がGA4に表示される。
設定可能なパラメータ例
パラメータ | 内容 |
---|---|
utm_source | 参照元のサイト名、URL (yahoo、googleなど) |
utm_medium | 流入元の種類を分類(SNS、アフィリエイト、videoなど) |
utm_campaign | 広告のキャンペーン名 |
データインポート
CSVファイルなどに記録された外部のデータをGA4にアップロードして計測したデータのレポートと合わせて表示できる機能。 ※「管理」>「プロパティ設定」>「データインポート」から設定
インポートするデータの例:顧客データ、商品購入情報、コンバージョンのデータ 等
アトリビューション
広告やSNS等を複数たどってCVした場合に、接点を持った媒体に貢献度を振り分けて貢献度を評価するレポートのこと。(広告レポートで確認)評価する目的に合わせてアトリビューションモデル(評価方法)を変更することが可能。デフォルトでは「データドリブンモデル」が設定されている。
モデル名 | 内容 |
---|---|
データドリブン | 機械学習アルゴリズムによって貢献値を計算 |
ラストクリック | コンバージョンする前の最後に接点があった経路に貢献度をすべて割り当てる |
ラストクリック(Google広告優先) | コンバージョンに至る前にGoogle広告を利用していた場合、すべての貢献値をGoogle広告に割り当てる。 広告を使用していない場合は、コンバージョンする前の最後に接点があった経路に貢献度をすべて割り当てる |
※すべてノーリファラーの場合を除く
・ルックバックウィンドウ
ユーザーが広告やSNSと接点を持ってからコンバージョンに至るまで数日~数か月時間がかかる可能性があるため、どれくらいをアトリビューションの計測期間とするかを設定することができます。
最大90日間まで設定可能。(ユーザー獲得は最大30日間)
※「管理」>「アトリビューション設定」>「キーイベントのルックバック ウィンドウ」
以上でプロパティ設定に関わる部分は終了になります!
また次回も頑張ってまとめます、、!