これからAdobe製品を使い始める方必見!【Photoshop】ショートカット集 vol.2
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こんにちは!デザイナーのTMです。今回も前回に引き続きPhotoshopのショートカットや便利機能について紹介していきたいと思います。
余談ですが、私自身、現在は写真加工としての出番がメインですが、最初はイラスト彩色用ソフトとしての役割がフォトショデビューでした。たしかPhotoshop 5.0くらいだったかな…(1999年)当時はレイヤーの存在を全く意識せずに使用していましたね。いざ絵が完成したら1枚のレイヤーで作業していたり、レイヤーを統合したまま保存してしまったり……しょっちゅうやらかしていたものです。今回はレイヤーや画面表示、文字編集に関するのショートカットや基礎知識を中心にいってみましょう!
まずはレイヤーのあり方を理解しましょう!
前述のとおり触り始めの頃はレイヤーの存在はあまり気にしていない方がほとんどだと思います。以下では超初歩的なレイヤー操作のショートカットの説明になります。
■レイヤーまわりのショートカットキー
機能 | mac | windows |
レイヤーを表示/非表示 | ⌘+, | Ctrl+, |
レイヤーをロック | ⌘+/or/ | Ctrl+/or/ |
レイヤーの名前を変更 | レイヤー名をダブルクリック | レイヤー名をダブルクリック |
ターゲットレイヤーを1つ移動 (順番切り替え) | (上へ)⌘+] (下へ)⌘+[ | (上)Ctrl+] (下)Ctrl+[ |
ターゲットレイヤーを移動 (順番切り替え) | (最上部)⌘+Shift+] (最下部)⌘+Shift+[ | (最上部)Ctrl+Shift+] (最下部)Ctrl+Shift+[ |
ターゲットレイヤーを複製 | ⌘+Option+↑ | Ctrl+Alt+↑ |
すべての表示レイヤーを結合 | ⌘+Shift+E | Ctrl+Shift+E |
すべての表示レイヤーのコピーをターゲットレイヤーに結合 | ⌘+Shift+Option+E | Ctrl+Shift+Alt+E |
レイヤーは初期設定では画面右下側のパネル内に表示されています。表示されていない場合は、メニューバーの「ウィンドウ」から「レイヤー」を選択して表示させましょう。ちなみにフォトショのレイヤーは必ず1枚残るので全て消去することができません(非表示は可能です)。
こまめにレイヤーの状態を確認しながら作業すると間違いを回避することができます。レイヤーを複製したり、ロックをかけたりする場面は割と多いので、意識してショートカットを使用することで作業効率UPにも繋がります!
まだまだ
シンプルなテキスト編集ならフォトショ
印刷向きの文字編集としてはイラレの方がもちろん優秀ですが、シンプルなものや簡単な作りであればフォトショ単体で十分な運用ができます。Web制作だとフォトショ完結の方も結構いると思います(細かいパーツなどはイラレ)
■テキスト編集のショートカットキー
機能 | mac | windows |
画像内でテキストを移動 | テキストレイヤーを選択した状態で、⌘+文字をドラッグ | テキストレイヤーを選択した状態で、Ctrl+文字をドラッグ |
文字を移動 | ⌘+←or→ | Ctrl+←or→ |
カーニングor文字間隔の調整 | Option+カーソル(左右上下) | Alt+カーソル(左右上下) |
文字サイズの変更 | ⌘+Shift+<or> | Ctrl+Shift+<or> |
ベースラインの変更 | Shift+Option+▲or▼ | Shift+Alt+↑or↓ |
文字の選択解除 | esc | esc |
文字の左揃え | ⌘+Shift+L | Ctrl+Shift+L |
文字の中央揃え | ⌘+Shift+C | Ctrl+Shift+C |
文字の右揃え | ⌘+Shift+R | Ctrl+Shift+E |
文字サイズの変更は選択したテキストの大きさを2pxごとに変更でき、大きさのバランスを確認しながら調整できます、加えてカーニング、文字間調整やベースラインの調整もバランスをとるために頻繁に使用するので覚えておくと非常に便利です。
レイヤーと文字編集を覚えればwebバナーあたりはもう制作できちゃうはず!それでは今回はここまで!また次回お楽しみに!!