株式会社オンサイト クリエイト事業部

これからAdobe製品を使い始める方必見!【Photoshop】ショートカット集 vol.1

著者:TM

はじめまして。デザイナーのTMと申します。

ミドル世代のデザイナーにとってAdobe製品はデザイン業務で欠かせないツールの一つです。私はDTPの分野を長年経験してきたのでPhotoshop(以下、フォトショ)、Illustrator(以下、イラレ)は日常的に触れてきました。またAfterEffectやPremiereProなど動画編集系やXDなどのWebデザイン系もメインで扱っています。しかしながら毎日全てのものに必ず触れるとは限らないわけで。各アプリが似て異なる仕様も相まってショートカットや機能が混同したりします。

私のコラムでは、そのような自戒も含め、これから始めてみようという方のために便利機能や、マストで覚えておくべき事をアプリケーション別にスポットを当てて、まずは使用率の高いフォトショから順にご紹介していきたいと思います!

フォトショはまだまだ現役

 時代の流れとともにかつては必須だったAdobeソフトの使用率もかなり変化しています。Web制作の現場ではかなり顕著で、フリーソフトでも動作が軽くてフォトショやイラレと近いことが出来るものが増えマストではなくなってきた印象を受けます。ですが、肝心なところで痒いところに手が届かなかったりする場合も多く、特有の機能も多数存在するので結果的に使い続けているパターンが多いです。

ショートカットで作業効率アップ

 制作の現場はいつでも時間との勝負です。デフォルトで左側に表示されているツールボックスを直接クリックしての操作だと無駄な時間を消費してしまいます。まず最初に覚えるべき事は、メイン作業で使用する基本的なショートカットキーという事になります。以下の操作はAdobeのほとんどソフトの軸となるので必ず使っていきましょう!

■基本操作のショートカットキー

 まっさらな新規キャンバス作成や編集したい写真素材を開く操作からだいたい作業のスタートです。コピペという言葉はよく聞きますよね。戻る、進む、変形は全ての作業でほぼ必ず使います。ファイルの作成が終わったら保存を忘れずにしておきましょう。

■ツール切り替えのショートカットキー

 左側にあるツールボックスの表示順で並べています。上記のツールの切り替えキーは基本ワンボタンでOKで、頭文字のアルファベットだったりするので割と覚えやすいかと思います。移動や選択系ツールの使用頻度は高めです。色を塗ったりマスクなどを作成したり調整したい段階になるとブラシやパスの出番になってきます。初期設定ではキーが割り当てられていないツールもあるのでよく使うものを吟味してショートカットをカスタマイズすることも可能です。

まずは触れて覚えることが重要!

 え?もう終わり!?と思いました?いやいや、そんなことはありません。あまり最初に一気に詰め込みすぎてもそれで満足してしまう可能性があるので、日常的にゆる~く触って段階的にステップアップさせていくことが大事です!それでは今回はここまで。また次回お会いしましょう!